【番外編】ボクの起業奮闘記その2~使えない税理士にヒヤヒヤ(汗)

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起業奮闘記2「使えない税理士」アイキャッチ 本業よもやま話

ネット副業の水先案内人、
水先なおとです。

水先なおと
水先なおと

だいぶ間が空きましたが、シリーズでおとどけするボクの起業奮闘記、その第2弾になります。

初回となる前回の記事では
起業に踏み切った
いきさつと決意の決め手
激白しました。

今回は右も左もわからない状態の中、
使えない税理士のせいで
ヒヤヒヤ(汗)させられたエピソード

想い起こしつつ書き連ねます。

では
さっそく参りましょう!

顧問弁護士いわく「一刻も早く動きなさい」

ボクがもともと勤めていた会社は、
いちおう顧問の弁護士先生が
ついておりまして。

業績不振が挽回不可能となった頃から、
当時の社長は廃業の手順などを
相談していました。

ボクも独立を決意したことで、
その先生に助言をもらおうと
同行することに。

ボクの考えと状況をひととおり聞いた先生が
発したコトバは
「一刻も早く動きなさい」

「今はなかなか会社つくれませんから」と。

無知なボクはそのとき
「へ〜?そうなの??」くらいで
あまり危機感を覚えませんでしたが、
後々その意味を痛感することになります。

税理士が教えてくれるハズ…が

ボクには
会社をいくつか経営している知人もいまして、
以前からちょくちょく飲みに行ってました。

その彼が教えてくれたのが、「手始めは税理士を決める」こと。

わからないことは
「税理士がすべて教えてくれる」
という話でした。

とはいえ、
税理士の当てなんか
そうそうありません。

アレコレ調べるのもメンドイ。

そもそも
「税理士に違いなんてないだろう…」
くらいに想ってました。

そこでボクは、
「ま、いっか」的なノリで
もといた会社の顧問税理士に
スライド登板してもらうことに。

いちおう面識もありましたし。

ところが、
この安易な選択がマズかった。

使えないオッサンに呆れる

ボクが安易に選んでしまった、
もといた会社の顧問税理士。

このオッサン(あえてそう呼ぶ)、
調子いいばっかで
イマイチ使えない。

おそらくボクよりは歳上…のハズだよねオッサン??

ボクはまず初めに、

「急遽こんなことになったけど
なんにも知らない」

「きっと
解らないことが解らないので、
先手先手で教えてネ」

と率直に言いました。

それも
けっこう繰り返しで念押し。

とうぜん期待するのは、

「じゃあまずはアレして、
次コレして…」

という
動き方の具体的アドバイスでしょ。

なのにですよ。

「なんでも聞いてください

いやいや、
だからナニ聞いていいかが
そもそも解んないだって!

しかもそのオッサン、
やたら出張ずくめでなかなか会えない。

弁護士先生から「急げ」と言われたことも
初めに伝えてて、

「了解しました~

って言ったクセに。

月曜の朝イチで

「気が焦るし、
時間ないので早急に会いたい」

と申し入れて、
会えるのは金曜の夕方の1時間とか。

で、
つぎに会えるのは
また1週間後の金曜日みたいな。

けっきょくのところ、そのオッサン、自分から率先して何か教えてくれたことはただの一度もありません。

呆れます。

法人口座がつくれない?

弁護士先生が言ってた
「会社がなかなかつくれない」件も、
オッサン(使えない税理士)の話では
「1週間でつくれる」と。

経験して理解したんですが、
たしかに書類上は可能なんですね。

でも、必要なのは会社としての機能(実態)でして。

それが伴わなきゃ
ただのペーパーカンパニー。

イチバンやっかいなのは
法人口座の開設。

昨今は詐欺の横行から
やたら審査が厳しくなって、
さんざん時間がかかったあげく
断られることもフツーにあるんだとか。

弁護士先生はこのことを憂慮してくれてたんですね(さすがっス)。

ボクも自分で
あちこちの地銀(メガバンクは到底ムリ)に
電話しましたが、
どこも上記の答えでした。

せっかく
もといた会社のクライアントに根回しして、
ボクの新会社と継続取り引きしてくれる
手筈てはずになってるのに。

口座がつくれないと
入金してもらえないのはもちろん、
出足から信用丸ツブレになりかねません。

まあ、
結果的にはオッサンの事務所が取り引きしてる
信用金庫でなんとか口座開設できたんですが、
こればっかりはマジでヒヤヒヤしました;

いちおう
口座が開けるまでをザックリお話しすると、
「営業実態の確認」とかで
本社登録したボクの自宅に担当者が視察…

…に来たのはイイんですが、ニトリで買ったデスク以外な〜んも揃ってない部屋に「コレじゃあチョット…」と呆れ顔されたり。

給与振込用に
ボクの個人口座を別でつくらされたり。

とにかくドタバタでしたね(苦笑)。

そして1つ問題が。

ボクは本業(広告制作)の仕事柄
Macユーザーです。

ところが、
その信用金庫はネットバンキングが
Windowsしか対応していないという…

けっきょく、
ただでさえアナログ人間のボクが
ネットバンキングのためだけの
ノートPCをわざわざ用意。

慣れないWindowsに手を焼く不便さを引きずっています。

ぜんぶ丸投げできると思いきや!?

他にも
オッサン(使えない税理士)のせいで
慌てたことがありました。

「身軽がイイでしょ?
ぜんぶウチがやるから
顧問料は○万円で…」

とは当初のオッサン提案。

ボクは
「ソレっていわゆる丸投げできるってコト?」
と心で小躍りです。

だって、はじめは何にもわかんないし、デキナイから。

ボク:「ぜんぶやってくれるのね」?

オッサン:「そうそう」!

ヨッシャ〜!!
と思いきや落とし穴が。

ボクは「ぜんぶ」「丸投げ」の中に
各種保険の手続きも
含まれてると思い込んでました。

現に、
税理士事務所によっては
社労士も抱えてて
パッケージでやってくれます。

でも、
途中でイヤ〜な予感がして
オッサンに確認したところ…

「ソレは社労士
(社会保険労務士)の
範疇はんちゅう
ウチじゃできない」

オイイイイイッ!

だからあ~
ソレを先に教えてよって言ってんの(怒)

完全に人の話聞いてないだろ。

その時点で、
新会社の始動まで1ヵ月を切ってました。

年金事務所・労働基準監督署・ハローワークに突撃!

ボクは焦って、
設立登記をしてもらった司法書士経由で
社労士に一連の手続きを頼んだら
いくらかかるのか問い合わせました。

たしか就業規定の策定ふくめザックリ20万円くらいだったかな。

交渉すればもっと下がったかもですが、
そんな余裕ありません。

もう自分でやるしかない。

そこから

  • 年金事務所
  • 労働基準監督署
  • ハローワーク

に電話しまくり。

でも、年度の切り替わり時期なのもあってか混み合っててぜんぜんつながらない。

こうなったら、
直接突撃あるのみです。

平日のスキ間を見つけて各所を回り、
必要書類と記入の仕方を教えてもらって。

ボク自身の役員報酬や社員の給与額など、
きちんと決めないと記入できない部分も多く、
悩みながらの作業でしたが
なんとかやり遂げました。

やればできるもんです。

いま想えば、もし社労士に頼んでいたらラクはできてもナニが何だか解らず終い、その後もずっと社労士頼みになっていたでしょう。

いい経験になりましたし、
自信もついて成長できました。

肝心の会計処理でミスされる

肝心の会計処理で
ミスされたこともありました。

とはいえ、
もちろんオッサン(使えない税理士で親玉)
自らそんな実務を
やってるワケじゃありません。

いつも出張でいないし。

じっさいは
事務所のスタッフ任せです。

問題は誰が担当としてつくか。

そこでまたハズレを引かされた…いや、ハズレを充てがわれたと言うべきでしょう。

毎月送られてくる、
売り上げや経費を整理した
「月次損益計算書」という資料があります。

ボクはそれを、
新会社が始動して4ヵ月ほどは
ほとんど見てませんでした。

見方もよく解らないし(説明もナシ)、
それ以外にやることイッパイだし、
さすがに「そこは間違いないっしょ」と
信用してたので。

ところがです。

少し心の余裕ができたのもあって、
あるとき何気なく
その資料を眺めていたところ…

「ン?なんかヘン??」

各月の売り上げ額らしい数字が、
自分で把握してる数字と合わない。

問い合わせたところ、
やらかしてくれてました。

「ありえないことが
起こってまして…」

とはオッサンの弁。

言い訳はケッコウ。

なんで素人でも気づくような
単純な足し算を間違えるん??

けっきょく
担当者をベテランの女性に変えさせて、
資料も初月から入力し直させました。

ハア〜…

まだ傷の浅い段階で気づけてよかった。

おかげさまで1期目は「黒字」決算…だったケド

ちなみにですが、
去る2月に初の決算を迎えまして、
おかげさまで1期目は
黒字で終えることができました。

仕掛しがかり金」と言って、
決算(2月末)までに受注した仕事の
進捗分も業績に加算するらしく、
すると200万円以上の利益が残る結果に。

でも実際は
そんなに現金が余ってる
ワケじゃありません(苦笑)。

だって、
まだ入金もされてないし、
そこから翌月以降の人件費やらなんやらを
払わないといけない。

なので実質は良くてトントンのハズが、
けっこうな税金を持っていかれてしまう
理不尽さ…

なんか、スッキリしないんですケド。

ともあれ、
いろいろ悩み多かった税理士問題。

ボク自身がだいぶ慣れたこと、
そして担当が変わってから
大きな不満もないことから、
とりあえずは継続で様子見しています。

税理士(事務所)を変えるのも、なにかとパワー要りそうですし…

ただし、
オッサン(使えない税理士)については
いまも認めてませんw

今回のまとめ

今回は番外編の第2弾、
使えない税理士にヒヤヒヤさせられた
エピソードをおとどけしました。

いかがでしたでしょうか。
(ところどころ毒を吐いてスミマセン;)

自分で起業するまで、ボクは税理士にさほど差があるとは思っていませんでした。

とくにボクの会社なんて、
合計3人の極小企業なので
会計処理もシンプルなはずだし、
どこでお願いしても変わらないだろうと。

甘かったw

皆さんも副業で稼げるようになると、
その数字しだいでは
税理士を雇うことも
考えるようになるでしょう。

その際はぜひ慎重に!

とくに
ネットビジネスには詳しくない税理士が
まだまだいますので。

テキトーに税理士を選んで
よけいな苦労をさせられた
経験者としてのアドバイスでした〜

本記事は以上となります。

最後までありがとうございました!

水先なおとでした。

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