ネット副業の水先案内人、水先なおとです。

個人事業主とフリーランスって違うの?

個人事業主とフリーランス、どっちがいいの?
個人事業主とフリーランスの違いって
イマイチ曖昧じゃないですか。
副業をはじめた当初のボクは
そうでした。
両者は共通点もありますが、
おなじではありません。
そこで今回は、
副業で個人事業主になっているボクが
などをわかりやすく解説します。

個人事業主とフリーランスへの理解が深まって、どっちがいいかも判断しやすくなるかと!
ではいってみましょう。
個人事業主とフリーランスの違い

はじめに、
個人事業主とフリーランスの違いを
ハッキリさせましょう。
両者の大きな違いは、
税法で定義されているかいないかです。
個人事業主は
税法で定義されている区分(呼び名)で、
税務署に「開業届」を提出している人。
フリーランスは
組織に属さない(雇用されない)働き方を
大きく表したコトバにすぎず、
税法では定義されていません。
組織に属さないという意味では
個人事業主もフリーランスに含まれます。

ただ、一般的なニュアンスとしてフリーランスは開業届を出さずに活動している人を指すことも多いですね。
個人事業主のメリット・デメリット

ここでは
個人事業主のメリットとデメリットを
挙げていきます。
メリット:節税効果が期待できるのが大きい
個人事業主になるメリットは
以下になります。
なんといっても
節税効果が期待できることが
大きいでしょう。
税務署に
「青色申告承認申請書」を提出すると
確定申告で青色申告ができ、
最大で65万円の特別控除を受けられます。
また、
家族に払う給与(専従者給与)を
経費あつかいにできたり、
赤字の繰り越しが3年間認められたりも。
詳しくは
下の記事でもまとめていますので、
あわせてご参照くださいね。
税法で定義されている個人事業主は
公的に認知された存在。

なので、国や自治体からの補助金や助成金を受けられるといった強みもありますよ。
デメリット:青色申告がメンドイ
つぎに、
個人事業主のデメリットがコチラ。
イチバンは
青色申告がなかなかメンドイこと。
確定申告で青色申告をするには、
「貸借対照表」と「損益計算書」の
複式簿記が必要です。
ふだんから
複式簿記で帳簿付けしないといけないので、
そのぶん事務処理の負担が増えます。

これは節税効果が大きいメリットの裏返しでもありますね;
また、
れっきとした事業の主(あるじ)なので、
失業給付の対象でなかったり
扶養の要件から外れるケースもありますよ。
フリーランスのメリット・デメリット

先にお話したとおり、
組織に属さない「働き方」の総称である
フリーランスには個人事業主も含まれます。
なので、
ここでは個人事業主ではない
フリーランスのメリットとデメリットを
挙げることにします。

けつろんを先にいうと、個人事業主のメリット・デメリットの一部裏返しです。
メリット:確定申告が比較的ラク
個人事業主にならなければ、
確定申告は白色申告になります。
青色申告と違って
比較的ラクなのが
メリットといえるでしょう。
帳簿付けは単式(簡易)簿記でよく、
提出書類や保存しないといけない資料も
少なくてすみます。
デメリット:個人事業主なら得られるメリットがほぼない
確定申告が
比較的ラクな白色申告でいい反面、
青色申告で得られるメリットが
ありません。
たとえば
といった感じ。
個人事業主なら得られるメリットが
ほぼなくなることが、
単なるフリーランスの
デメリットといえそうですね。
個人事業主とフリーランスの共通点

ここまで、
個人事業主とフリーランスの違いを
見てきました。
ここからは反対に、
両者の共通点をまとめてみます。
納める税金は4種類
個人事業主、フリーランスともに
納めるべき税金は4種類。
- 所得税
- 住民税
- 消費税
- 個人事業税

所得税と住民税は会社員も天引きというカタチで徴収されてるので馴染み深いかと w
消費税は原則として、
前々年(2年前)の課税売上高が
1,000万円以下なら
その年は免税されます。
①②③が国に納める税金なのに対し、
④の個人事業税は地方税です。
個人が行う事業に課税されるもので、
業種によって税率が変わります。
保険と年金の手続きは自分でやる
会社員なら
健康保険組合と厚生年金の手続きを
会社がやってくれます。
対して個人事業主やフリーランスは
国民健康保険と国民年金。
そして手続きも
自分でやらないといけないのが
共通の宿命ですね。
適性(向き不向きがある)
最後に適性、
つまり向き不向きについてお話します。
個人事業主やフリーランスは
自由に仕事ができるのが魅力ですよね。

そのかわり、決まった収入が約束されておらず、責任もすべて自分で負わないといけません。
体調やお金、スケジュールの管理が
きちんとできて、
組織に縛られたくない人には
向いているでしょう。
はんたいに、
自己管理やコミュニケーションが苦手なら
向かない働き方だと思います。
まとめ
今回は
個人事業主とフリーランスの違いをメインに
解説してきました。
いかがでしたでしょうか。
両者はそれぞれ
メリット・デメリットがありますが、
税金や適性などで共通点もあります。
ボク自身、
副業をはじめた当初は知識不足もあって
なんとなくフリーランスでしたが、
やがて個人事業主になりました。
なので個人的には、
早いうちから節税効果が大きい
個人事業主になっておくのが
オススメですね。
個人事業主について
もっと詳しくお知りになりたいばあいは、
下の記事もお役に立てると思いますよ。
本記事は以上となります。
最後までありがとうございました!

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