ネット副業の水先案内人、
水先なおとです。
またまた間が空いてしまいました（汗）。
ボクが本業で起業した奮闘記の
第3弾をおとどけします。
ボク自身の備忘録も兼ねて始めたこのシリーズ、それなりに楽しんでくれてる読者さんもいるようでウレシイかぎり♪
今回は
成り行きで起業を決意したものの
妻になかなか打ち明けられず
思い悩んだハナシが中心です。
よろしければ
お付き合いくださいませ＾＾
「今は言えんな（汗）」の連続で胃が痛い日々
ボクはいちおう
もといた会社で
ナンバー2（年齢的にも社歴的にも）の
ポジションにいました。
なので、知りたくもない会社の業績がイヤでも見えてしまうワケでして…
仕事量もスタッフも減り続け、
「こりゃあ時間の問題だな」
と予想。
とはいえ、
自分から何か行動を起こせるほどの
積極性は持ち合わせておらず…
それからは数年間、
昼間に会社を抜け出しては
妻と老いてきた愛犬を想いつつ
街を彷徨い歩く日々がつづきました。
ちなみに妻は結婚以来（かれこれ20年）
ずっと専業主婦でして、
我が家の収入はボク1人の肩に
かかっています。
で、
いよいよ2022年の年末。
社長から
Xデーが「あと半年」と告げられ、
「できるだけの協力をするから
年明けには身の振り方を決めて」
と言われまして。
そこからはもう胃が痛かったのなんの。
妻に相談しようにも、
クリスマスはやめとくか…
不安な思いで年越しさせるのは
可哀そう…
さすがに元旦は縁起悪いよな…
などと先延ばししてばかり。
正月の三が日を避け、
「明日は4日だから思いきって話そう」
と決めた矢先、
年老いた愛犬に事件が！
夜の徘徊が始まって
かねてから漢方を処方されていたんですが、
看病で眠れていなかった妻が
自分用のクスリを間違えて与えてしまって…
人間の市販薬にはワンちゃんにとって毒な成分も含まれています。
ましてや老犬なので抵抗力も弱く、
危険はさらに大きい。
すぐさま病院で処置を受けたものの
妻は自分を責めて大ショック、
愛犬といっしょに寝込む始末です。
で、
またしても
今は言えんな（汗）…
そうこうしているうちに仕事始めになり、
妻には相談できないままボクは起業を決意、
社長に報告しました。
決意の決め手はシリーズ第1弾で書いています↓
ちなみに
愛犬はなんとか持ち直してくれて
事なきを得ました（この時は）。
あとは
いつ妻に告るか…デス。
けっきょく、
1月後半が妻の誕生日なので
そこまでは言えず…
それを過ぎると、
こんどは
2月に愛犬の誕生日がやってきます♪
ワンちゃんとしては長寿の16歳という
オメデタイ日です＾＾！
お祝い気分に水は差せません。
で、
やっぱり
今は言えんな（汗）…
そんなこんなで、
最終的に妻に事情を告げられたのは、
2月も中旬にさしかかった頃でした。
妻の反応に救われた
いまの会社が「解散（倒産）する」こと、
そして自分で「会社を起こす」ことを
伝えたときの
妻の反応は…
「ウソ！（困惑？）」
「…（一瞬の間）」
「ヤッた（晴れやかな笑顔！！）」
救われました。
ボクがつくる（つもりの）会社は
完全リモートで100％在宅ワークの
スタイル。
もしも
「ダンナが四六時中家にいるなんてムリ」
という感じだったらキツかったでしょう。
ただ、
幸いなことに
ボクら夫婦は仲がイイんです。
結婚して20年になりますが、
いまでもよく一緒に散歩に出かけます。
（なんなら手もつなぎますがナニか？）
なので、結果的にはボクの決断を応援してくれるという確信はありました。
とはいえ、
「不安は大きいだろう」と思っていたので、
なかなか言えずにいたワケでして。
でも妻にとっては、
この先ボクがずっと家にいることの方が
喜ばしいことだったみたいです。
（ノロケに聞こえたらスミマセン）
「○○チャン（愛犬）の
今後にとっても心強い」
とも言ってくれました。
恥ずかしながら、
ボクはこのとき涙がこぼれました。
妻への感謝、
ようやく胸の痞えが下ろせた安堵、
30数年過ごした会社が終わる寂しさなどの
感情が一気に入り混じってしまって…
ともあれ、
妻の理解とコトバに救われたボク。
妻に告白したのは日曜の朝だったので、
そのあとコンビニでおにぎりを買い、
愛犬を連れて近くの河川敷へ
即席のピクニックに出かけました。
気持ちよく晴れた日で、愛犬を傍らにボンヤリと過ごしたのを想い出します。
川の流れに、
これまでとこれからの人生を重ねつつ…
こうなれば
あとは前進あるのみでした。
愛犬の旅立ち…新会社は我が子の置き土産
新会社がスタートして2ヵ月が経った頃。
最愛の愛犬が
16歳と4ヵ月でとつぜん旅立ちました。
子供のいないボクら夫婦が
結婚3年目に迎えた子。
20年（2024年時点）の結婚生活で、
大半の16年間は
その子が暮らしの中心でした。
ボクも妻も
初めて飼うワンちゃんだったので、
試行錯誤と悪戦苦闘で
向き合ってきた日々。
全身全霊で愛情を注いだ日々。
思い返せば
その子と暮らした年月が
ボクらの結婚生活そのものでした。
その子なりにガンバッて
ギリギリまで元気でいてくれたので、
お別れが迫っていることに
ボクは気づいてあげられなかった。
せっかく毎日家にいる生活になったのに…
起業したてでバタつく中、
じゅうぶん寄り添ってあげてなかったのが
激しく悔やまれます。
デスクワークに勤しむ最中、
ふと目の端に入った我が子が
遠い目をしてボクを見ていたのが
忘れられません。
最後は住み慣れた我が家で、
妻とボクとで看取ってあげられたのが
せめてもの慰めです。
それと。
奇しくも、
我が子を虹の橋へと見送った翌日が
ボクの会社の初給料日でした。
どうにか無事に、
社員に1回目の給料を払えた
感慨深い日です。
いまにしてみれば、
まるでパパの新しい門出を
見届けて逝ったようにさえ想います。
心に空いた穴は埋められないけど、
立ち止まることはできません。
たった2人とはいえ、
ボクを信じてついてきてくれた
社員の人生も背負っているので。
「この会社は我が子の置き土産」
と思いつつ、
毎日ボクなりに励んでいます。
いまも、
PCに向かう目の端で
愛犬の想い出を追いながら…
今回のまとめ
今回は起業奮闘記の第3弾を
おとどけしました。
いかがでしたでしょうか。
ついセンチになった部分もあったりして
失礼しました。
副業も本業があればこそ。
引き続き両輪でガンバリます！
次回は
起業に際して誘った社員たちを
どう口説いたか？
広告業界のクリエイターって
個性派ぞろいなのでオモシロイかと↓
本記事は以上となります。
最後までありがとうございました！
水先なおとでした。
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ネット副業の水先案内人、
水先なおとでした。
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